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柴田 一彦
桐たんすの塗装は全て私が手作業で刷毛を使って塗っております。 桐材について30年以上の経験があります。 よろしくお願いします。
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桐材産地の違い

桐は、中国・日本・北米・ブラジル等広く分布しています。

寒い地域では、桐材の成長がゆっくりだから、木目(年輪)の間隔がつまっていて、

暖かい地域では、木目(年輪)の間隔がゆるやかとなります。

一般的に木材は成長に数十年かかりますが、「桐」は、成長がとても早く

10年程度で桐材にできます。

植林後、成長が速いのでエコな木材なのです。

また、中国と日本の桐の性質は、ほぼ同じです。

違いは、桐を伐採した後に、どの様に処理しているかです。


簡単に書くと...


中国産の桐材

 伐採後、自然乾燥は短期間で、自動乾燥が主流です。

 灰汁抜きは、専用のプールに漬け込み、桐材から灰汁を抜きます。

 灰汁が水に溶け出すと、黒い汚れた液体になります。

 短期間で、桐の板を作る事ができるので、安い価格で提供できます。

 安価な普及品に使われている桐材のほとんどが中国産の桐材です。

 おもに河南省・山東省等で植林されていますが、環境問題やお金を得る為に

 最低10年は待たなければいけないので、桐を育てるより、野菜の方がすぐお金に

 なるので、植林が減少し、桐材の供給不足を生じています。


日本産の桐材

 乾燥・灰汁抜き共に、屋外で雨風にあてて数年間、放置する。

 基本的には、これなのですが、日本の桐も中国と同じ作り方を行えば、

 性質は同じになります。

 製造に年数がかかる事、人件費が高く、純国産の桐材は圧倒的に高価な事です。

 超高級桐たんすに使用されています。


 昔の日本では、女の子が生まれると、桐の木を植えて、その桐を使って、

 箪笥を作り、お嫁入りに一緒に持たせると言う、心温まる風習があったそうです。


補足...

日本でも灰汁抜きの一部に専用プールを使ったり、高級桐たんすの

一部に、中国産や北米産の桐材を使っています。

これらは、悪い事ではありません

それぞれの桐材の特徴を活かした方法なので、誤解の無き様お願いします。


ご予算に余裕があって、どうしても、こだわって桐材まで、純国産の物で

揃えたいお客様は、その様な専門店をおすすめします。


国産・日本製の「自動車」でも、原材料のほとんどは、海外からの輸入品が

中心ですよね。

国産・日本製の「桐たんす」に海外の原材料が使われていても、普通の事なのです。

なぜ自動車を引き合いに出したかと言うと、高級桐たんすは、

自動車1台購入できる位の価格だからです!!



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桐たんす専門店「桐柾」

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